Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

展覧会

秋は展覧会が多い。人の展覧会どころか自分のも用意できてないのだ。
でも鳥居さんから電話がかかってきた。迷っていたのだけど、フミに夕食を母に食べさせてもらっうことにして出かけた。帰ってきて聞いたら私が買ったイカリスーパーのエビグラタン半分残してたから捨てたという。
もったいないなあ。私が留守をするってことは、こういうことは目をつむるしかない。

たくさんの案内が来てたからまず、トアギャラリーの奥川始弘さんのに行った。すごくよかった。写真がぼけてしまった。風景もラフもとてもうまい。風景の描けない私は、うまいなあと感心するばかり。
次に南京町ギャラリーに西村季子さんの個展に行く。中華街にギャラリーっていつも似合わないって思ってる。

彼女は、昔は乾燥したパステルを描いていた。ずいぶん昔、彼女のために10万円くらいするパリのセナリエのパステル全色セットを買って帰るという人に頼まれて買い物に連れていったことがある。今回は油とクレパス。すごく情感が出てていい感じ。今日行った人たちはなかなか素晴らしかった。

最後に5時からマスクダンサー・ラショウ氏による仮面舞踏パフォーマンスがあるというのでとても歩く元気なかったからタクシーで相楽園の北まで上がった。840円だから2回メーターが上がった。やっぱり歩かなくてよかった。
暑くて参った。ギャラリーってもう少し冷やしてくれてもいいのにお年寄りが多いからか暑いままだった。
去年も見た。わたしは、自分の顔ばかりを描いて自分を追及してる鳥居さんの気持ちはわからない。絵は、とても怖くて重いし。
仮面舞踏は、楽しめる。鳥居さんありがとう。