Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

母のアパートの掃除

この頃テレビの広告に昔の歌が変に変えて使われている気がする。「YMCA」だってつかわれ、「TOKIO」なんてジュリーの歌なのに!「なごり雪」だったかな?イルカのも。
どうしてかな。

朝、フミと母のアパートの掃除に行った。植物が大きくなって前の道に葉っぱが落ちるからそれを切ったり母のシーツを換えたりが私の仕事。フミは、3階から水を流してブラシで階段と廊下をこすって洗う。
二つ自動販売機を置いてるのがものすごい電気代で赤字なのでやめようかと思う。
母のところの狭い庭には、椿がとてもたくさんつぼみをつけてきれいだった。
一つだけ取ってきた。

お昼を3人で食べて、(今日はドリア)から母は、横になり私たちはそれぞれの部屋に散った。
3時ごろにふみが下へ降りて行ったら母がまだいた。いつもは2時頃帰る。
「誰も降りてこないから寂しいから帰る」
一緒につまらないテレビを見るほど暇じゃない。母は、一緒にいたら喜んでるけど、母を喜ばすためにじっとテレビを見てるわけにはいかない。

母だってテレビはあまり見てない。一緒にいてもしゃべることは特にない。毎日お昼一緒だし、月曜日、明日は、買い物もクラ寿司も一緒、週2回はプールも一緒。
それでも寂しいっていうのだ。
私は、やさしく接することができない。「明日10時ね!」と母を見送った。