Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

お彼岸,京都、高野聖

陶芸の石井先生の写したヒガンバナ

南座で、公演中の、「あらしのよるに」という舞台に出演中だったせいか獅童さんが、ごあいさつ。
私は神戸松竹でも見られたのによりによって京都の券をネットで買ってしまった。慣れないことしていく日になって(今日になって)あれ!神戸松竹でも長くしてるって知った次第。忙しいさなかに行くなんてバカ!

獅童ファンでもないのに。歌舞伎は、高いから映画でもと申し込んだのだ。しかし獅童さんは、感じよかった。
写真も司会の人はいけないといったのに「いいじゃないですか?ぼくはかまいませんよ」って言ってくれてみんなで撮った。
すごくピカピカした肌。若いなあって思った。きれい、ある意味で。玉三郎は、映画の前に画面の中でビロードのスーツを着て泉鏡花の作品について語った。テレビで見たような気がしたけど大きな画面に美しい玉三郎の姿。すごくなで肩。
それから始まった。ものすごく色っぽい玉三郎の演技。
武骨な、まじめな獅童の修行僧、ぴったりだった。
美しい日本の美!
絵画にたずさわってるから、目を肥やさなくてはいけないと思ってる。うっとりするほど素晴らしい玉三郎。素晴らしいジュリーの声!その割には私の絵になかなか肥やしになってくれない。いろんなものを見たのに経験したのに感覚が鈍いのかなあ。

玉三郎たちはこのシネマ映画では、舞台が終わってから映像のため2時3時まで演じて映像を撮ったらしい。外に出ても撮影したらしい。だから単に舞台を見てる観客の視線ではない中側からの画像が取れている。

京都は、学生時代住んでいた。8年間。好きな街だ。
今回ショックだったのは京大病院に入院してる時でさえ抜け出て食べに行ったウナギ!祇園の梅ノ井がなくなっていた。
悲しい。


片思いしてた先輩が連れて行ってくれた店、高瀬舟

ふみに頼まれた七味や一味を買って手ぬぐいやでかわいいの買っておいしいお漬物買って、人ごみの中を四条から三条へ、歩いた。
帰りには、高島屋の地下で食料を買った。
お財布が軽くなってしまったけどバスが1時間に2本しかなくて待ってる間にオアシスといかりスーパーで安くなってるものを買い込んだ。
今日も食事しないで帰ってきたんだもの。
でもお財布は、カラ。明日から節約だわ。