Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

暖かい月曜日

marimatsuno2015-02-23

毎週と同じ月曜日。
10時前に母を迎えに行く。関西スーパーで買い物をして11時に倉寿司へ。
一番!まず生ビールを買ってフミにもって帰る卵、ハンバーク、コーン、いなりというひどいお寿司を申し込む。
私は、今日は、てんぷらどんぶりが中心。あと貝の赤出汁、お寿司を4,5種類。デザートはいつものようにサツマイモ、ティラミス、アイスクリーム、コーヒーを母と分けた。
母は、今日も「こうやってまりちゃんと一緒に食べれるのが一番幸せ」という。
母の場合、アルコールがないと絶対幸せではないと思う。
こうやって幸せでいられるのは、永遠ではないということ。毎週クラ寿司は、本当は、うんざりなんだけど、それができるのは幸せなんだろう。
母が元気ということだから。
59歳で亡くなった坂東三津五郎さん!88歳の母との今の幸せが薄氷を踏む状態だということ。そして必ず終わる日が来ることを思うとすべてが虚しく怖くなる。

私のパリの郵便局のほんの少しのへそくりは、私が急になくなったらフミは気付かず、そのままなんだろうなあ。まあ大した額じゃないけど…
死ぬまでにすべてをきれいに整理してなんてできるもんじゃない。だってまだ明日は生きてるだろうなんていい加減に楽観的なんだから。