Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ヴィクトル・ユーゴー記念館

marimatsuno2015-02-04

今日はアネモネを描いて午後にヴィクトル・ユーゴー記念館に行こうと思っていた。
アネモネ描き出したらビロードのような赤がパステルにないと思い買いに行きたくなった。そうするとこの花を一本、吉田堅治さんにお供えしようと思った。2月の終わりの彼の命日にはもういないから少し早いけど。画材やさんはモンパルナスの墓地のすぐ近くなのだ。そう考えながら描くのだけど眩しくて太陽がキラキラで南向きの我が家はアトリエに向かない。カーテン閉めたけど、太陽サンサンの青空のパリで(グレーが多いのに)こんなことしてるのが嫌になってすぐに出かけることに。

本当に良い天気できりきり冷たいのがまたいいのだ。しかしビロードのような赤はなかった。ROWNYをもう置いてない。今パステルは人気ないのかも。オイルパステルがたくさん出てた。セナリエ中心。
それからメトロを乗り継いでサンポールまで行った。サンポールの教会はフミが小さい時に父親に強制されて水曜学校?だったか夜に行ってたことがある。私も従順だったとばかばかしく思い出す。
フミは覚えていないだろう。
大きな立派な教会を通り過ぎてヴォージュ広場へ。高級そうな感じの広場のかどっこにヴィクトル・ユーゴー記念館がある。
記念館からの写真。

久しぶりだ。まえにユーゴーのデッサンが素敵だった思い出があったが今回は、特別展とかで全く様子が変わってた。入るなり、ジェラール・フィリップのお迎え!写真がうまく取れなかったけど大きな大きな写真。テアトルの写真が多かった。


写真家の展覧会のようだった。2014年て書いてあるから昔のを出してきて焼いたのかな。おかっぱのおばあさんがインタビューに答えてるビデオがあった。
どこでもビデオで言葉が、わからない私は、本当に悲しい。こんな時だけ勉強しなくちゃって思うんだけど。
2階は彼の家を公開してる。


すごく豪華なコレクション。息子奥様の肖像画も。
バスチーユまで歩いた。
オペラ座