Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

サンミッチェル・サンジェルマン

元気がなくて、憂鬱で、雨の中を少しだけ歩いておなかをすかせてお昼には子羊を食べた。
2つも食べれるかなって思ったけどニンニクのパリパリとよくあって辛子つけてすぐ食べちゃった。

朝は雨だったけど昼前から太陽が。狭いところでじっとしてると滅入るから外に出た。サンミッシェルまでバスで行って、ノートルダム寺院にお参り。2ユーロのろうそくに火をつけて「みんなが元気でいられますように」なんて無理な話だけど、少しでも長く元気でいられれますように。

何だ?!
2階建てバスの後ろに写真が、貼ってあった。。


サンミッシェルからサンジェルマンのほうへ歩く。好きな道だった。クレープやさんが並んでいる。
目が合ってしまったかわいい女性が焼いてる店で安いバター砂糖というのを2,3ユーロで買った。食べながら歩いた。こんなまずいクレープは、初めて!分厚くて重い。のどが詰まってIllyのカフェに入って2,5ユーロのエスプレッソを飲んだ。
うろうろ歩いてると面白いものが売っていてサンジェルマン大通りでは、ついに画材や紙を置いてる店に入ってしまった。
買いたくても重くなるから買えないのだけど1枚だけ買って小さいもの見てたらすごく素敵な紙を集めたのがあった。小さすぎるけど素敵だ。もう逃れられず買った。バスに乗ってもウキウキ。赤いひなげしを一輪描いても素敵だなあ。
いや立ってる裸婦をすっと描いてもいいなあって思うとうれしくなった。
もうアパートでは何もできない。お花も買えない。早く帰って作品を作りたい。あと2日自由があるけど(3日目には荷物が運び込まれる)パステルを閉まってしまった。だって重さが気になって。