Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ジャクリーンの90歳の誕生会

今年は年取って肺を患っていたフランシス夫婦も来れて7人だった。
音楽家2人、彫刻家1人私が絵描きでフランシスは元哲学の教授、奥様は36か国語できてネイティヴには6か国できるパリ大学の図書館にいた人。ロシアとチェコが故郷。もう歳とって辞めてる。私とジャクリーンは何言ってるかついて行けなくてぼんやり。私が一番若いというお年寄り集団。
ジャクリーンは、今日はきれいで元気だった。
オードブルは私が作っていったお寿司。一人ずつ入れたチラシ寿司と少しだけの巻きずし。と、言うのは今日は、アルザス、ロレーヌ地方の出身のジャクリーン、ナンシー近く出身のマリークロード、フランシスもそっちの方。
だから、マリークロードが現地のおいしいレストランから取り寄せたシュークルート。この写真でどれだけたくさんあったかわかるかな。これよりもっと余分にあった。ごろんと丸ごとじゃがいもを入れてるマリークロード。


オードブルを少なめにしたので、家にいっぱい残っていて私は、明日もお寿司食べなくちゃならない。それに4時までお昼食べたので夕食は食べる気にならない。一食たくさんというのは太る元だなあ。

なんとからしもリースリングで作ったアルザスのからし。
チーズは、たべたことのないMont d'or
夏のミルクで作って今の時期食べるものだそうでどろどろ。
ものすごくクリーミー

デザートは、レモンタルト。「ジャクリーン90歳おめでとう」と書かれたチョコレート付。

ジャクリーンはこもるようになってから何年たつかなあ。5年以上だと思う。毎年お誕生日してもらって幸せ。だと思う。帰りになんかまったく正気になっていて「まり、今度はいつ来る?」「……A bientôt!」てにっこりしあうしかない。今は、いつでも会えない。マリークロードに部屋へ入れてもらわなくちゃならないから。もう一度くらい帰るまでにいけるかなあ。

おなか一杯になって食べ疲れて自己嫌悪。お花屋さんとてもいいお花が置いてる店ができていて行ってみた。そしてアネモネと紫のフリージアを買った。紫のフリージア!でもこんなにきれいにしてくれたアネモネどうする?
吉田さんの命日にはまだ少し早いよ。

行く道フミのいた小学校とジャンヌダルク教会。