Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

京都

朝早く起きた。京都に出かける前に母のお昼と夜のお弁当を作るため。

このごろ空がきれい。
京都は、この展覧会のに行くためだけど友人と少しでも会えたらと連絡しておいたので迎えに来てもらって彼女の忙しい時間を縫ってお茶してしゃべった。
http://www.morita-art.com
彼女は京都造形大で教えているけど、京都老人福祉学会で発表したり、老人に対して「芸術的ケア」をしたいと考えてるようだった。
フランス政府の給費留学生の試験で知り合ってからパリへ行くのにいろいろ助けてもらって以来の友人だ。彼女はそのときすでにパリに3年間行って帰ってきてたから。その彼女に会うと、それぞれの人生を長く歩んできたなあって感慨深い。
彼女の人に対する思いやりやかかわりは私の中にない世界で私は一人だけの世界で社会にかかわらないで生きてる。
短い時間だったけど送ってもらって車を降りたら、画廊に行くときあまりの寒さにマキシムで買ったかわいい耳を隠す帽子をサンマルクに忘れてきたことに気付く。この調子なんだ。帽子は夏も冬も何時も忘れてなくす。今日は電話して確認取れたけど戻る元気はなく店員さんに送ってもらうことに。送ってくれるかなあ。

彼の作品は、ずっとこのシリーズでまったく手抜きがなくて額も絵にあっててすばらしい。そして私の何倍もの値段だけどよく売れている。

それから寺町を歩く。本能寺ってここだったの?


名前は、有名だけど京都に長かったのにここだって知らなかった。
それから大好きな鳩居堂で、フランスへのお土産を買った。
自分用の和紙と。

高島屋の地下でおいしそうなパンをいっぱい買って帰った。
道中も帰ってからも私は、昨日の本に取りつかれて「下」を読んでしまった。疲れた。目がもうだめだ。すごい時代のすごい話で、もう息もつかずって感じで読んでしまった。
もう本は借りないぞ!