Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

展覧会

まず、大阪なんば高島屋での畠中さんの展覧会に行った。難波は阪神で行けるようになって便利だ。

畠中さんは、インドと縁が深く絵もインドの女性が多い。そして横顔の絵はすごく神秘的。
私が京都芸大の学生だった頃、彼は日本画の専攻科にいた。友人が、いた模写室にいたこともあって時々会う機会があった。
その後えらくなって京都造形大の教授だったけど、やめたようだ。そのあとで京都市美術館に行った。難波は、京阪のほうが早いかと京阪で行ったらすごく時間がかかってしまった。
昔、芸大は、京阪七条に近かった。鴨川の横をごとごと京阪電車で四条や三条に行ったものだ。七条の駅は、本当にぼろかった。三条は広くて大津のほうへ行くのに乗り換えたりしていた。今は完全に地下鉄。
それはそれで殺風景でがっかり。三条の駅にはきしめん屋があってしょっちゅう食べていたなあ。


東山まで乗って美術館まで歩いた。店がずいぶん変わっていた。しかし美術館の周りは緑が朱色に生えてとてもきれいだった。


リヒテンシュタイン「華麗なる侯爵家の秘宝」という展覧会の切符を友人にもらっていたのに招待券としてはすごく限られた間だったので行きそびれた。だから100円安くしてくれただけだけど行ってきた。隣はゴッホ展。もうたくさん見たから高い切符何枚も買わなかった。
友人は二科展に長く出している。私が独立美術に出していたのは1978年から13年間くらい。その時お互いに見ていた。
二科展を見てから友人を待った。久しぶりにおしゃべりをした。彼女のおかげでパリで暮らせた。彼女はそれまでに3年くらいパリにいたから、彼女にいろいろ教えてもらって人も紹介してもらった。
もう長いつきあいだ。若い若い時に知り合って今までお互いにずっと絵をやってきて、彼女は、ずっと大学でも教えてきた。すごく忙しそうだった。私たちの子供たちも大きくなって、これからも元気で自分たちの表現を続けられるといいなあって思う。

授業のある彼女と別れて、祇園のあたりを歩く。唐辛子屋さんで買う。前に買ったのがもうなくなってしまったから。高いけどおいしいから。
高島屋フォーションでパンを買ってうちに帰った。フミの誕生日だから、ギネスビールを飲んだ。柔らかい霜降りのステーキをフミはあまり喜ばない。フランスや、オーストラリアのかちこちのがいいらしい。