Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

大阪へ


ホロヴィッツとの対話」という三谷幸喜の作演出のお芝居。渡辺謙段田安則和久井映見高泉淳子の芸達者な人たちの芝居。を友人の娘さんに誘ってもらったので見に行った。
とくにホロヴィッツ役の段田安則は、すごく見せる。
高泉淳子は、何年か前にジュリーとやったとき上手すぎて、リアルすぎて前の年のランちゃんと差がありすぎてだからと言ってかわいくなくてミスキャストだと思ったけど、今回はうまいのがぴったりだった。すごかった。背中まで丸まっていて老婦人をすごくうまくやった。

三谷幸喜だからもっと笑えるかと思ったけどかなりシリアスで部分的にクスって笑うしかなかった。
ジュリーと直美の桂春団治のように泣いて笑ってはなくてじっと2時間20分くらい休みなしに引き込まれてみていた。
何事も起こらず心理描写と対話だけで見せるというのはすごいと思ったけど、お芝居の素人としては、もうちょっと変化があったらいいのにと思ってしまった。


お芝居の前にせっかく大阪城近くに行くのだからと少し早い目にでて、尼崎で友人夫婦の陶芸作品の教室展を見て阪神デパートでお弁当を買って大阪城へ行った。良い天気でたくさんの人で犬やジョギングの人たちも多かった。
まず、桃の花を見て、天守閣の下まで行き梅の公園を上から見てから会場に行った。暑いくらいだった。