Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

玉三郎 パリ公演


Tamasaburo Bandoって書いてあるからバンド演奏?じゃなくて!
5日は、2月5,6,7、地唄舞,2月11、12、13、14、15、16日は「牡丹亭」の初日。夜遅かったので今フランス6日朝ですが書いています。
90、72、48、33,23,10ユーロの席があるのだけど33というのは思ったよりずっと上だった。踊りなのに上から?と不満だったけどもらったのだから文句言えない。マリークロードは,すごく大きなオペラグラスを貸してくれたので真上というよりは斜め上だけどよく見えた。


手の動きがすごく美しくて、顔の表情が全く変わらない。3つの地唄舞で「雪」15分「葵上」20分「鐘が岬」15分で間に15分ずつ休みが入る。必死で衣装換えをしてるのだろう。白がとてもキレイで最後拍手が鳴り止まず4回くらい幕があがってお辞儀をするのだけど白い着物が、光で飛んでしまって写せなかった。写ってるのわかるかな。

上の方の席は、若い人が多かった、男性も多かった。三味線と琴の音で地歌がすごく良かった。日本人でもなんていってるかわからないところが多いのに、フランス語字幕がでるのだ。
牡丹亭は、映画歌舞伎で見た。何にもおぼえていない!日本語字幕じゃないけどみてれば思い出すかな。日本からの15日に友人と行く。
マリークロードが連れてきたフランス人は、日本通で団十郎の死を悲しんでいた。
玉三郎は、人間国宝だったの私は、知らなくて!12月にも東京にいったのに知らなくてフランス人に教えてもらった。
しかし日本文化会館には全く広告がなかった。広告してもいいんじゃないのかなあ。
アロマ橋の広告塔の写真です。

これは、「鐘が岬」の衣装ですごく美しい。そして途中で助ける人が来て後ろに座ってちょっと何かしただけでさっとこの衣装がとれて真っ白い衣装になります。
思わず拍手が起こっていました。
玉三郎もジュリーも元気で長く続けてほしい。