画家達のメッセージ展

18年前の阪神大震災のときにはじまったグループ展であの大混乱の中で作品を作ろうと20人くらいが集まってサンパルで展覧会をした。もう長く続いたからいいじゃないかとだんだんやめて私もずいぶん前にやめた。もともとグループ展は苦手だったから。

今回残った人たちは7人。でも数日前、その中のお一人が、なくなったらしい。
その人は、何十枚も菜の花を描いていた。同じようなのを何枚も描いていた。

帰り道の神戸はイルミネーションが美しい。でも不景気は神戸に重くのしかかっている。阪急もつぶれ、ダイエーもつぶれた。
大阪の元気とは、程遠い。

大島監督がなくなった。ずいぶん前に買って読んだ本がある。もう一度読んでみようか。1979年だったかなあ。パリで「愛のコリーダ」を見た。全くカットのないすごい映画だった。部分的な場面しか思い出さない。素足で赤い鼻緒の下駄はいた女性の足首とか。