Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

昨日の狂言

marimatsuno2013-01-17

昨日の狂言,3時間近くもあったのです。予定では多分もう少し早く終わったのだと思うけど、素人と玄人の差がものすごくはっきりでて、おまけに素人の知人、友人?を見に来た人たちはそれが終わったら帰ってしまう。最後の善竹さんのを見ないで帰ってしまうなんて。でもお年寄りが多いから帰りのバスが危ういとかあったのかも。
介助犬の紹介もあって援助事業でもあった。

私たちは、もう転げまわらんばかりの爆笑だった。婿の役で、舅に挨拶に行く人が,どう見ても70歳以上だったりならってる人で上手なのは、御老人ばっかりなんだろうけど。女性の狂言も始めてみた。
「居杭」というのを3人のアマチュアのおじいさんがやったのだけど、間がおかしくてそれに台詞忘れの間も入って笑っちゃいけないのかもしれないけどおひげが取れて、それを必死で直すのだけど最後には放り投げて「よしもと」が、無理にやるようなことを本気で必死でやるもんで、もう笑い転げてしまった。陰陽師が、出してくる占いの道具が、たくさんありすぎてころころあっちこっちに散らばってもう少し簡略化するとかなかったのかと思われるのだけど必死で並べてまたその手元が、心もとなくてアレは、時間を大分オーバーしたはず。
最後の「福の神」は、プロの人たちがさっときめてお開き。新年らしく笑うのがテーマだったけど、こんなに爆笑した狂言は珍しい。でもみんなかえったらあかんわ。もうちょっといないと。

豆まきのときかえってしまった人が多くてもろに私と友人のほう向いて投げてくれたのに、目が合ったのに受け取るマネしようかと迷ったけど何にもしなかった。うけとってあげたらよかった。関西のおばちゃんの資格ないわ。ジュリーとこんなに近かったらよかったのになんて考えてしまって。
帰りに食べた大紀水産の回転寿司は、美味しかった。わさびの小さな袋をマリークロード用にたくさん持って帰ってきた。友人とビールで乾杯してしばしの別れを惜しんだ。