Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

黒豆の枝豆

marimatsuno2012-10-14

今日はお天気がだんだん曇ってきた。3時ごろ、岡山に帰る友人から黒豆の枝豆を分けてもらうため六甲山を越えて行ってきた。それ以外は、アトリエの中でごそごそ個展のために整理。

昨日図書館から入ったと連絡もらったから福岡の友人のところにあったので興味を持って借りた本「無限の網」草間弥生自伝を読んだ。自己主張の強さか何か分からないけど嫌悪感を感じてしまって楽しく読めなかった。すごい人だということはよく分かった。こんなエネルギーがないと人をびっくりさせ感心させることは出来ないのだろう。アメリカではすぐにすでに有名だった人たちに認められてる。わかりあえる感覚をすごい人たち、ジョージア・オキーフやアンディ・ウォーホールなどは、持っていて、見抜いたのだろう。

その数日前に友人のブログで私も読もうと思って「ニジンスキーの手記」を借りたけどこれは挫折。
どちらの人も私には理解不可能だった。
草間弥生の作品は、私たちを驚かせ、楽しませる。現代アートをやってる芸術家にはもっと違うすごいものが見えるのだと思うけど、普通の人も楽しませる。
ニジンスキーも伝説上ではあるけど、本物は見れないけどダンスのすばらしさを感じさせてくれる。

しかし驚かせ感動させてくれるということは、近しい人には、難しい。ずっと狂気のずっと離れた人でないと。

私は、狂気もすごい情熱もないから自分と近しい人たちに作品を見てもらって、どの程度喜んでもらえるのだろうか。
ジュリーが、「季刊誌 横濱」で、
「コンサートでは 見に来てくれた人を驚かせたいし、喜ばせたい。それが最小限 僕らにできるサービスというか、お客さんに対する礼儀だとおもっています」
ジュリー! 19日今年最後だけど喜ばせてね。

私も今年は、もうだめだけど来年はみんなに驚いてもらえるような大きな作品作ろうかしら。