Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

 シネマ歌舞伎

「籠釣瓶花街酔醒」を、尼崎までシネマ歌舞伎で見に行った。
友人が、株主だから只で見せてもらった。尼崎の賑わいにびっくり。

私が玉三郎好きだから、さそってくれた。
映画と舞台はぜんぜん違うけど、映画は映画のよさがある。ストーリーは、単純で仁左衛門の役の浪人に、腹を立ててみていたが、中村勘三郎(昔の勘九郎)が、すごくうまくほとんど彼が、見せるから、映画では彼が一番長く写っていた。きっとみにいってたら私は、玉三郎ばかり見てただろうけど映画は、しゃべってる人を写す。
それもアップに写すからいかに彼が芸がうまいかよく分かった。それに比べて仁左衛門は年を取ったことがアップになればわかる。
でも玉三郎は綺麗、どうやっても綺麗。

映画の予告で、吉永小百合が、あまりに若く見えるから「変わらないね」といったら、友人が、彼女も整形してるという。そうなのかとちょっとがっかり。
ジュリーのことを思った。整形まではいいから、もうすこしせめて劇では、格好をかまってほしい。

アメリカとイタリアに息子に会いがてら旅行してきた友人と久しぶりにしゃべって、映画見て三宮で食事をして楽しかった。
フミに「良く遊ぶね」って言われてしまった。実は明日も…。