Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

夢二・京都国立近代美術館

marimatsuno2011-11-20

最後まで聞けなかったけど海野弘さんの「竹久夢二―芸術家コロニーの視点から」という公演があった。
夢二が夢見た芸術家コロニーは、つくれなかったけど世ヨーロッパとか見て回ったのもそれをつくるためだったとか。ドイツで日本画教えたりしたようだ。
50歳でなくなってる。
女性ばかり描いてる私は、凄く気になるけど夢二のモデルはたいてい夢二の彼女だから夢二の気持ちが反映され凄く色っぽくて女性のなんともいえない雰囲気が現れている。私の女性は、女性の形を借りてるだけで、女性である私の心象表現だから色っぽくない。

デザイン的に凄くモダンで大正ロマンとはやったようだが今でも素晴らしい。

夢二の役を鈴木清順監督の映画でジュリーがやったことは、とてもうれしいけど、あの映画はよく分からない。
でも大衆作家と思われていた夢二が国立近代美術館で展覧会をされるということは、おどろきであり素晴らしい時代の変化だと海野さんはいっていた。

ジュリーたち武道館まで無事に元気にLIVEできますように。
私は、今日は夕方個展の搬入。雨が上がってよかった。そして次回のジュリーは12月の横浜。