Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

クラナッハ

marimatsuno2011-02-10

朝お花を買った。あしたお葬式だから・・・・
大好きな近所の友人だった。20年来の付き合いだった。住んでるときはたびたび会ったけどこのごろは、私が来たときに挨拶に行くくらいで年に一度か2度の付き合いだったけど。
彼女に白い緑がかった綺麗なバラを、私はミモザが欲しかったので半分入れてもらった。
明日朝早いから花屋さんが開いてないと嫌だから買っておいた。
アパートのエレベーターで一緒になったおばさんが、「あら春ねえ」って言った。



そして、何にもない今日はクラナッハが昨日から始まってるのでルクセンブルグ美術館に行った。
27番で昼頃ならすいてるかなと思っていったけど結構な列。途中雨が降ってきたりしてどのくらい待ったかなあ。30分から1時間くらいかなあ。疲れてしまってやっとはいれてもふらふら。

中は暗くて、絵には説明が細かく書いてある。でも日本語の説明はなくしかたない。
デューラーの版画もたくさんあったけど、どちらも近づいて老眼鏡でしっかり見ないと見えないくらい細かい。クラナッハの時代の美女はおっぱいがちいさくお椀形で下半身が太く足は長くて手や足は小さいのがよかったのかしらん。
どんな筆を使うのかと思うほど細い綺麗な線。魅力的な視線。
このとききのうパソコンで見た若いジュリーの「ロンリーウルフ」のときの最後の視線を思い出してしまった。

私は、これから、どんな絵を描いていくのかしっかり考えなくちゃあ。

疲れたので座る場所もない館内から後ろ髪を惹かれる思いででた。




ルクセンブルグ公園を横切って27番にのって帰ろうと思ってと横切っていったらものすごく警察がたくさん出てバスは通らないという。デモがあるのかな。
それでしかたなくRERでシャトレーまで行って14号線に乗ろうと1度地上に出た。
日本で通販でよくおまけにつられて買っていたダマールという店がなんとシャトレーにあったのではいっていった。あんないい場所にダサいダマールはあった。売り子が感じ悪くて嫌な思いをしてしまった。もう二度と行かないわ。