Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

イタリア広場と夜のシャトレー

marimatsuno2011-02-05

土曜日、何の用事もなくて何もしたいこともない。ぽっかり空いた日。
なんとなく、イタリー広場に行って友人が、わたしの趣味でも着るというからいつも母のものを買う店で明るい半そでのシャツを買った。私には地味で小さいから着てもらうしかない。

中華のお正月はいつなのかしら。2月3日と調べたらあったけど、夜中の爆竹音はきかなかった。

バスが出たとこだったからふらふら歩きながら帰ってきた。20分くらい。
地図が、壁一面にはめ込んである。まさか参考にする人はいないとは思うけど・・・

後は、パリ第一大学。このごろこの広告あっちこっちで見る。

ジャンヌ・ダルク教会のこちら側に出た。もう明日の朝市の屋根の用意がしてある。

今日は、シャトレー劇場に無料のコンサートを聴きに行ってみた。
夜6時から。 
シャトレー劇場は、バルバラのなくなる数年前に友人と行った。バルバラはすばらしく、それまでの日本での演奏とはまったく会場が違うだけで?!すごく感動して踊りながらサンミッシェルまで二人で歩いた。その後武満徹のオマージュをみた。ドイツ語で演じて谷川俊太郎の詩が、フランス語訳でスライドで載ったり。幸い知ってる曲がたくさんあったから何とかわかった。


今日のは、只だから1時間前に並んで30分前にはいった。300人くらいの狭い部屋がすぐに満員。窓からノートルダムが見える。美しい部屋。バルコニーから入ったりでたりしていた。いつもの大きな催しの劇場とは違うところを使っていた。

はじめは、Esa-pekka Salonenすごく現代的な物凄く指を動かしまくるびっくりするようなピアノですごいなあとびっくり。
つぎは、オーボエの女性と一緒に。これはすごく綺麗でオーボエの音に聞き惚れた。

その次にピアノで2曲。次が、Ravel,Gaspard de la nuitでもはじめはすごく単調でなんか盛り上がらなくてそういう曲なんだろうけど、Ondine,Le Gibet,Scarboとすごく盛り上がって激しくなって聴かせる。終わったらブラボーって男性のいい声で何回も言われて拍手の中何回もでてきた。1時間ほどのコンサート。
知らない曲だから楽しみにくいかなあ。
ジュリーでもまったく知らない曲より知ってる曲のほうが楽しいもの。今は、予習していくからたいてい知ってるけど。

只であんなきれいな部屋ですごいテクニック聴かせてもらったんだから文句言ったらばちが当たるけど、一人だしなんか帰りはさびしいし・・・・遠くにエッフェル塔が。