Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

京都へ

marimatsuno2010-04-25

毎日SONGSと徹子の部屋で、寝る前は、ジュリーを楽しんでいるけど昨日の夜は、久しぶりに「太陽を盗んだ男」をつけたのだけど、何か違う。そして、ジュリー祭りのDVDにして1枚だけ見た。きれいな若いジュリーでなくて今わたしが見たいのは今のジュリーなんだわ。ワイルドワンズとのは、まだまだだしつまらないなあ。

京都に行く日、朝、まず老人ホームに電話を入れた。もしいらっしゃらなかったらあまりに遠いので、無駄足になりたくなかったから。先生は、病院に入院して、いらっしゃらないという。どこの病院かと聞いたら後で電話するという。1時間待ってもかかってこない。でかけなくては、遅くなる時間だったから新潟の友人に電話した。京都の妹さんの電話番号を教えてくれたのでそこに電話してようやくわかった。それで、出かけたけど、帰って来てフミに聞いたら後で電話があって、「個人情報だからおしえられない」と、言われたという。待ってなくてよかったわ。個人情報って!!なぜ病院の名前くらい教えられないの?!ビザカードの番号って聞いてるわけじゃないのに。

まず、阪急烏丸で降りて地下鉄で丸太町へ。神戸ナマナの会で知り合った人の染めの展覧会に行った。京都の町屋がギャラリーになっている。御所の近く。緑がきれい。



地下鉄の横に「大丸ヴィラ」ヴォーリス建築事務所の設計とかいてあった。なるほど!とてもすばらしい洋館だ。神戸の異人館なんかよりずっと立派に見えた。
そのすぐ先に、山本容子さんの展覧会をやってるギャラリーがあった。なんと、ギャラリー・コクトー!!私が、ギャラリー賛でお世話になった人が開いたギャラリーが、移転してきたのがココだったのだ。彼女は、元気そうだった。
何年ぶりかなあ。



それから、蹴上の、ギャラリー虹に孫雅由さんの遺作展を見に行った。もう10年位かと奥様に聞いたら8年だという。大昔のように思っていた。彼らの娘さんも立派に大きくなってそれぞれの道を進んでいるようだった。蹴上は、都ホテルがあったのが、ウエスチンになっていた。緑がきれい。

それから京阪で四宮へ。昔薬大の時は、この京阪電車が良くゆれるので、友人が何も持たなくて三条までいけたらお昼をおごってくれるという賭けをして勝ったことがある。
歩いて病院へ。先生は、沢山の管をあっちこっちにつけていらっしゃった。でもベットに座って迎え、ベットに座って見送ってくださった。私は、立ったままでちょっとだけしゃべった。先生の杯をいただいた。今年のえと。虎。「猛虎行」の1節「渇不飲盗泉水 熱不息悪木陰 悪木豈無枝」
悲しいなあ。