Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

新センセイの鞄 最後の日



新神戸の駅の周りも桜が、きれい。たくさんの花見客でにぎわっていた。
写真は、阪急六甲の(イカリスーパー)に行くときの桜。

4時からの最後の上演にあわせて友人と新神戸オリエンタル劇場に行った。ホテルの名前は又変わっていた。ホリデイイン!
席は3階の真ん中右よりで、高い位置からセンセイをみた。
結構笑いがあって、でも最後のほうになると又涙してしまった。
ジュリーは、若々しくてきれいな肌。3階から見るとあごの線がきれいに見えた。
奥さんが、笑いタケを食べたり、ちっとも奔放でないのにしかられることしてでも、自分のほうを向いてほしかったと言う気持ちはよくわかる。「ぼくがなにをしたというんだ!」と言う、何もしなかった、何もしてくれなかったということで離婚した夫婦に心当たりがある。離婚原因は、それだけではないだろうけど分かり合うって難しいことだなあ。

砂時計の歌はしんみりする。富田靖子は、本当に上手で可愛かった。若い時から知ってるから愛着もわく。
3階からだとお皿の中身まで見えた。ジュリーは、お箸をおかずのまわりに上手に動かしておいしそうにたべるまねをする。
前は前のほうで横のほうだったから見えなかったところも見えてよかった。
ビールは、本物かどうかわからないけど泡が少しでていてジュリーは、少し飲んでいた。のどが渇くだろうからちょうどいいのかな。
いいところで鞄が、落ちたり、ちょっとしたハプニングはあった。
今日は最後だから、カーテンコールは、3回。最後は一本締め。ジュリーは、怖い顔してポーズしてみたりするけど、ことばは、「気をつけてね」と「関東1本締め」しか言わなかった。関西なのに・・・

帰り3階の中華「金寶園」に行った。オーナーが、私の弟(大学のとき亡くなったのだが)と神戸高校で同級生だったことで親しくなった。ジュリー見てきたといったら、「私たちの時代は、グループサウンドの時代でしたね」「てなもんや三度笠にタイガースがでて、はじめから終わりまできゃあきゃあでまったく聞こえなかったことを思い出す」って。私は記憶がないわ。中華はとてもおいしかった。