Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

小倉遊亀展

marimatsuno2010-03-30

友達が、券をもっているというので待ち合わせて兵庫県立美術館へ見に行った。
もともと好きだし興味があったので券、買ってでも見たかったので、ラッキーだった。
105歳まで生きて長く元気で素敵な絵をかいている。何か刺激を受けたかった。初めのころはきちっとした日本画、それからマチスや、ピカソの影響を受けてずいぶん大胆にデフォルメして、おちついていく。しかし80歳くらいまでが、面白かった。小野竹喬は、スキがなくてどの絵でもうならされ、感覚の斬新さ、デザイン的にも美しさにみとれる。小倉遊亀は、もっと土臭く素朴な感じがした。すべての絵に感動するわけじゃない。子供たちのかわいさや、女性の着物や、表情に感動するけど、静物とかの組み合わせなどにどうしてかなと思うこともあった。小野竹喬の粋さおしゃれさは、ない。
でも独特の暖かみがある。
私は、どう描こうか・・・・



友人と海のほうから県立美術館を見て気持ちよく深呼吸して、下町のお好み焼き「さえもと」にいって、スジ、かす、のモダン卵貼りを注文。彼女は食べきれずに私は、彼女の残した分も食べて、又太ってしまった!950円!やすくておいしい。

御影の西村コーヒーでお茶してわかれた。