Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

自由な日

marimatsuno2010-01-07

寒いので、目いっぱい石油ファンヒーターを入れて石油ストーブも入れて、外へでないで、デッサンを選ぶ。銀杏焼いたり焼き芋焼いたりしながら・・・
母が、忙しいからと昼と夜のお弁当を取りに来たので、私は、今日は、ほとんど自由。
デッサンは、たくさんある、1979年から2009年までどれだけデッサンをしたことか。どれだけお金を使ったことか・・・・
何人のモデルに出会ったか・・・・
モデルからイメージを受けないと作品ができなかった。きっちり描いたデッサンは、油絵に、クロッキーは、版画やガラス絵に。
今頃は、きっちり長く描くことはまずなくなった。うまくなったわけでは、ない。もっとちゃんとかけてる時期があったし、モデルによって絵になるデッサンができるときとそうでないときがある。
すごく気に入ったモデルだからとあせって描いてもうまくかけなかったり、そうでもないと思って描いたらすごく描きやすかったり。私の絵の歴史は、モデルなしには考えられない。でもモデルから離れられなのは、依存する病気かもしれないという気持ちも、ある。
もう離れて自由に描けばいいと思うのに、離れられなくて、なくては描けない。どんなたわいない絵も元のデッサンが無いとできない。陶器に描いた絵もしかりだ。これが、大きな問題なのだ。
刺激や、イメージがモデルからしかえられないのが。



デッサン集は、何冊あるか。デッサン用の大きな引き出しは、もう満杯。絵よりも何よりも私に一番大事なものなのだ。
今日は、選ぶのに疲れてしまった。毎年、たいてい其の年にパリでしてきたデッサンから選ぶけど、もっと前のから探してみる。私好みの人が、どこかに隠れてないか。

関西は、ジュリーの切符明日かなあ。早く見たい。東京じゃないとは思うけど、東京ならホテル取らなくてはとか、考えてしまう。外は、あられが降っている。