Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

京都

marimatsuno2009-11-24


朝、早くに起きて母やフミの昼夜の食料、ロールキャベツやおでんを作り、自分用におにぎり弁当を作る。
8時半にうちを出て歩いて阪急六甲へ。
10時20分に南座について、チケットの機械を探してVISAカードを入れただけで券が3枚出てきた。母たちの顔見世の券も出てきたのでびっくり。すごい!番号も何にもいらないのだ。朝が早かったので始まる前におにぎり弁当を食べてしまってお昼の幕間に隣の松葉でにしんそばを食べた。

今日は、千秋楽、何か挨拶があるかもと期待したらやっぱりあった。
それは、藤山直美だけの挨拶なのだけど、「沢田研二さん」といってすごくすごくほめちぎって、ジュリーファンだとうれしくてうれしくて感謝してしまうほめ方。あんなに手放しで同じ出演者をほめていいのだろうかと思ってしまうくらい。歌の神様がついてると思ったけどそれだけではなかったと。そしてジュリーが死んでいくときの格好で幽霊のマネをして出てきた。挨拶は、有り難うございましただけだったが、うれしそうに笑っていた。

でも今日も泣いてしまった。女性にひどいことしたのに、お金が無いときや死ぬとき、その女性たちみんなが助けるなんて。
声は、少しかれてたけど、毎日休みなしで、又少し休んで一ヶ月。すごくよく働く。
今日の位置は、3階の真ん中でオペラグラスが放せなかった。でも前見えなかった座敷のお膳とかジュリーのおみ足とか良く見えた。

終わってから京都の友人が、仕事を終わるのにあわせて会いにいった。造形大は、すごく立派でびっくり。校舎の中にトイレが1つで裸電球一個だった私のいたころの京都市立芸大を思い出す。
それから、フレンチの店に行った。これがとてもおいしくて、パテと鴨のコンフィを食べたのだけど食べるのとしゃべるのに夢中で写真を撮り忘れたことに気づいたのは、お店を出てから!鴨が一番好きかも。先日のアラン・シャペルのきれいに盛り付けされた料理と違って、フランスのビストロ風。おじさん一人ですべてやっている。そしてすべてができたて。熱々。ちょっと感動的なくらいにおいしかった。彼女は白ワインで私は、赤で。狭い店はすぐにいっぱいになってしまった。

京都から帰ってくるのに北のほうからなので2時間かかった。明日ジュリーの映画にいけるかな。