Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ついに桂春団治

marimatsuno2009-11-09

待ちに待った楽しみがひとつ終わってしまった。
朝、7時に母のうちに行って着物を着せてもらい8時に阪急六甲までフミに車で送ってもらった。母と二人で着物着て京都南座へ。すごく幸せな時期かもって思う。

でも母とのお出かけは、・・・・・ 早くにつきすぎて(母は、せっかち)10時半の開場まで立って待つのもしんどいからとすぐ横の和風の喫茶店でおいしいおぜんざいを食べて、時間を合わせて、お弁当買って一番前の真ん中の席に。
第一列は、澤会で買った人ばっかりだったのかも。
花道の反対側は、きれいな舞妓さんや芸妓さんがずらりと並んでいた。特別席かな。

誰かのブログでジュリーの白いおみ足が見られると書いてあったけど一番前は、まったく足が見えないではないか?!お座敷に置かれてるお膳も見えない。これは、欠点だった。ただすごく近くでジュリーも直美さんもよく見れた。
結局、おみ足は、少しだけ足の裏が見られた!真っ白!あの歳であんなにきれいなんて。手も白い。
桂春団治が、芸人に関して言うせりふは、ジュリーの身にも置き換えられるんじゃないかと思うとすごく胸にきゅんと来た。

赤い着物着て白い帽子をかぶって白いマフラーしてるときが一番キレイだった。
何かのテレビの若い人たちの番組であのお帽子のかぶりかたした何かの場面、もちろんジュリーじゃないのに、「ジュリー!」って声が飛んだ。私は、うれしかったけど出てた人たちは、まだ生まれて無かったかも。
最後の白装束もジュリーじゃなきゃにあわないわ。パンフレットの写真は、黒いべったりした髪だけど、実際は、栗色のさらさら前に落ちてる髪でとても明るくて、赤い着物に似合っている。歌のときも金髪でなく栗色で、このまま長くしてほしいなあ。

着物で、あまり疲れなかったのは、母の着付けが、半幅帯にしてくれて胸をしめなかったせいらしい。ただ、母は、歩けない。
祇園のあたりでお漬物買ったり、味見したり、風呂敷きをフミにお土産に買ったりしただけでとても疲れたようだ。
高島屋で、鳩居堂のお香を買って疲れた母を待たせて私は、夜食べるおいしいイタリアンのサンドイッチやパンを買い込んだ。おわってからおそばも食べたのだけど。

夕方6時半フミに迎えに来てもらって無事帰ってきた。私は、母のうちで、着物を脱ぎ散らしてさっさと服に着替えて、ふみとアトリエに帰ってきた。

明日も母は、舟木一夫に誘われていて行くという。仕事の予約も入って忙しそうだけど、神戸だから大丈夫かなあ。