Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

古い友人

marimatsuno2009-11-03

人のブログでジュリーの春さんの様子を伺う。がんばってやっているようでよかった。南座の製作発表レポートで藤山直美が、沢田研二に対して書いてる言葉;

私は妻のおときをさせていただくんですけど、私も子供も捨てて行きはるんです。でも亡くなってから人力車で花道を去る姿を見た時は、ついて行きたいと思うくらい好きな人なんです。沢田さんには芸や実力とはまた違う、そういう不思議なものがあるというのを勉強させていただきました。京都、名古屋のお客様に喜んでいただけるように舞台を勤めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


私は人間的に変わってまして、“緊張する人”はおいとかなアカンと思うんです。ご一緒にお芝居をする時、楽屋ではいつも緊張しています。実はこのことをある方に相談したこともあるんです。私が最終的に出した答えというのは、人生の中で“緊張する人”はおいとこう、ということです。仕事をご一緒したからといって、皆が皆分かり合えるというのは違うと思います。このまま入り込まないで、一歩引いて常に緊張させてくれる人のままでいて欲しいと思います。

藤山直美のジュリーに対する気持ちがすごく出ていてすばらしいなあ。
沢田研二は、直美に対して;
初めてお会いした時は、緊張してあまり本性を見せてなかったんですけど、それが今でもずっと続いてると思うんです(笑)。

直美さんはお会いする度に楽しい方だなと思っております。前回共演した時も、舞台が終わって、楽屋へ帰るエレベーターの中で私はヘトヘトですが、直美さんは元気で、私も頑張らないとあかんなという気持ちになりました。そんな状態がずっと続いております(笑)。

ジュリーは、いつも孤独が好きなんだなあ。家でだけ、心を許してるのかなあ。

寒いけれど昨日の風が、ひどかったので、町がとてもきれいに見える。
夜は、十五夜もきれいだった。

何ヶ月も前から11月1日に会う約束だった友人が、風や雨が強かったので3日に変更して会うことになった。母も久しぶりに会いたいと、いうので私は、1年半ぶりだったけど、母は、30年ぶりだった。
35年位前、毎年クリスマスには、ローストビーフの肉とヒレステーキの肉の塊を持って遊びに来て料理してくれたものだ。
私は、牡蠣のクリームスープ、サラダとワインを用意して オードブルにデリカテッセンでソフトサラミやサーモンを買ったりした。
サーモンには、ケッパーを、ローストビーフには、クレソンとホースラディッシュをつけるって教えてくれた。当時は、まだ珍しくてどこにでも売ってはいなかった。
彼は、からだ中、ガンで切りまくってるので大丈夫かなあと思って会ったのだけど、ビールも紹興酒もたくさん飲んで大きな声でしゃべって元気そうだった。私は、母が歩けないから車で行ったので、食べるばかり。彼は、胃を8割、大腸半分、すい臓半分、肝臓も少しとってるのであまり食べない。
元町の東のほうの丸玉食堂(西ではない)で、焼きそば、豚ハム、春巻き、豚バラ、ちまき、野菜炒めなどを食べた。

彼は、性格が悪いけど、元気でいてほしいものだ。

2時間ほど会ってしゃべって夜、7時半くらいに帰ったら、ふみが、3泊4日の韓国の旅行から帰ってきていた。すごく寒かったようだけど、お土産にいただいたという、CDで参加人々の様子やすごく美しい紅葉の韓国の山を見ることができた。のりやキムチもお土産にいただいたという。たくさんの学生が行ったのによく行きとどいてるなあ。