Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

報道

marimatsuno2009-03-07

フランスの友人から日本の報道は、サンローラン側の申し入れを報道していないという。
私も知らなかった。

イブ・サンローラン氏の遺品のウサギとネズミの銅像について
サンローラン氏と公私のパートナーで、競売者を募集したピエール・ベルジェ氏が「もし中国が人権とチベットの自由、(チベット仏教の最高指導者)ダライ・ラマ14世の受け入れを認めるなら、中国に贈与する」と提案したが、

中国新聞社電などによると、パリで先週行われた競売で仏デザイナー、イブ・サンローラン氏の遺品のウサギとネズミの銅像を競り落とした中国人落札者は2日、落札金額を支払うことはできないと表明した。

こうすることで競売をつぶしてやったと言ってたような記憶がある。

ウサギとねずみの頭部を模したもの2点で、もともとは北京にある清朝時代の庭園、円明園の噴水を飾っていた。
1860年の第二次アヘン戦争の折に英仏連合軍が略奪したものなので、中国の弁護団がオークション出品中止と中国返還を求める訴訟を起こしたらしい。

今の中国を思うならサンローラン側の申し出を受け入れるとはまったく考えられない。


この変な椿は、母の家に咲いてるらしい。

久しぶりに友人が来たのでおしゃべりした。高杉のケーキは、とても綺麗。日本のケーキは、パリに負けないけど高いわ。
もちろんユーロの高いときパリのケーキも高かった。安くなった今も、高いところのは、やはり高いけど。