Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。


情報間違いを教えてもらいました。グランパレの「ピカソと巨匠展」は、1月30日金曜日から2月2日月曜の20時まで夜中もで開けっ放しでノンストップだったのです。
ピカソ展は、10月8日からで、76万2千人入ったとの事。それで金土のノンストップだけで2万人。2月1日2日でまた記録は更新されたでしょう。

きのう見たピカソ美術館の入り口に庭の展示について持って帰った紙に書いてあった。
「国立ピカソ美術館は、コンテンポラリーアートへの開放という方針に基づき「ダニエル・ビュラン」展を行う。作品について説明(日本語で)も書いてあるが、長くなるからやめておく。鏡のようだったのは、反射率の高いポリカーボネイト」
オウディオ室のテレビで縞々の絵の説明をしてたおじさんらしい。縞々が好きだからしばらくみてたけどなんせ言葉が・・・・残念だ、言葉は大事だ。
言葉で哲学的に説明できないものは、現代アートじゃないと思えるから私には、現代アートが理解できない。
低俗な庶民のものじゃない。

朝、外は、雪。天気予報は、マイナス1度からプラス1度。
朝の予定を取りやめてパンとサバランだけ買ってきた。カレーを食べる気がしないので少しだけ温めて、ポテトサラダやハムと並べてパンにつけて食べた。パンがおいしい。


モデルを描きにいつものように行く。
私に安い券があるよといってきたここの主のようになってる男が、昔、綺麗だったろうと思われる女性、がやってきたので世話を焼きまくってた。昨日の夜、シャーロット・ランプリングが、テレビに出てた。映画だけど。
すごく綺麗けど年はとった。アトリエに来た女性もおしゃれなカッコウをしてるし綺麗だ。その人に、50サンチームのコーヒーを買ってきたり、モデルが遅いと「今日のモデルはいつも遅れるから、それに来なくてもここにはモデルがいるから、帰らないでくださいよ」って言いに来る。モデルが来ないとき絵を描いてる人でモデルもやる人がいるのだ。昔々からやってる同じ人だと思う。少し若くなったように見えるけど。私もたくさん描いた。

今日のモデルは、カメルーン人のよく描いた人だった。前に比べてすごくやせてた。伏せた顔のポーズばっかりする以外はとてもいいモデルだ。
外は寒くてとても疲れた。モデルを描くと充実感はあるけど何にも考えないで一日が終わる。
この花屋のアネモネはきれいだけど開いてしまってる!