ピカソと巨匠展
昨日の夜、テレビで「グラン・パレでのピカソ展にすごい列」って言ってたのでパリ・スコープで調べたら、最後の4日間だけ9時から開いてると書いてあったので9時に行けば大丈夫だろうとタカをくくって8時にうちを出た。83番のバスなら直通だから時間がかかっても1時間もあればと思って。
バスを降りて川を渡る。右にプチパレ。
橋の向こうにグランパレ。
9時10分についたらすでに列。すごい列ではないのにななかなか進まない。子供連れ、券を持ってる人など先にするからか結局1時間40分2℃か3℃の中で待った。写真は、列の前と列の後ろの写真。後ろのほうのポスターは、3月からのアンディ・ウオーホール展のポスター。
並んでると、美術館からみかんが配られた。又いい音楽が聞こえてきたと思ったら前のほうで音楽を鳴らし自分もオーボエ?で演奏してる人がいた。小銭が結構たまってた。
ようやく入ったけど寒くてすぐに作品を見る元気はなくてまず温かいココアを飲んだ。
ピカソと巨匠たち展という展覧会は、ピカソの作品の横にベラスケス、ゴヤ、セザンヌやマネなどの作品があってピカソがそれらを使ったり影響されたりしてるのがわかるように配置されてる。
なんとゴヤのはだかのマヤや、アングルのグレーで書いたオダリスクなどが、ピカソの絵の間にある。それも参考作品としてのように。
クラナッハのすごく細かいすばらしい作品は、ピカソの5色の版画のモチーフにされていた!
見ごたえ十分で満足できた。今日のテレビでピカソ展は、大盛況で計75万人入ったといっていた!聞き間違いじゃなければ。
外は、明るく太陽燦々最高温度5度らしいけど。
疲れたので中華を買ってうちで食べた。蟹の甲羅に何かよくわからないけどコネ物がつめてあるのが好き。部屋の中は26度もあって暑いくらい。
この感動を伝えたいとジャクリーンに電話したけどまだ足りずふみに電話したら「寝てるから又にしてくれ」と冷たい態度。
パリは、さびしいなあ。