Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

目いっぱい

marimatsuno2008-12-12

朝、京都南座に行く母を送ってから、絵の下塗りをして10時半に友人が来て一緒にお昼を食べた。近くなのにめったに会うことがなかったけど彼女は,よき母よき妻の見本。まったく自分の勝手なことしてないようにさえ見える。
私が高校のとき1年休学して、顔が変わって1学年落ちた、すごくつらい時期に優しかったクラスメートだ。この学年では、彼女以外に付き合ってる人は、いない。(個展だけ来てくれる人はいる)
彼女のピアニストである娘さんがドイツから送ってきた、クリスマスのお菓子シュトーレンを持ってきてくれた。
来年は帰ってくるというけど、日本で彼女が満足できるだろうか。長く外国にいると日本の社会は、すみにくいかも。

友人も忙しく、義父をデイサービスに迎えに行ったので私も絵にもどる。黒いパネルに朝、油絵の具を塗っていたのを濡れているうちに引っかく。
前の絵と同じデッサンを使うので決まってる線を描くので作業としてどんどん進める。
夕方までかかって疲れきって1時間ほど横になってからプールへ。
このままでも凝ったマチエールの油絵より気持ちがいいと思ってしまうのは、最近の絵の傾向だからか。それでもこれが乾いたら和紙やら紙を貼ろう。
黒いところ(服)は、パネルのまま。