Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

松村光秀自選展

marimatsuno2008-11-12

片付けて出す作品は、別に整理しなくてはならないのに荒れ果てたアトリエを出て、いろいろ細かい用事で三宮へ。
その後、今日までと言う松村先生の作品展を見にギャラリー島田に寄った。
松村先生は、京都の友人の先生だったから大分昔から知っているが、1979年にすべて(家族も作品も)火事で失ったと言うものすごい目にあいながら作品を作り続けてこられた。
仏像が多いのは、本人の心の中にはいろんな思いがあるに違いない。絵には、凄みがあって私には、怖い。テクニックはものすごく上手くてそれが怖さを助長する。ご本人は、穏やかで優しく、私の裸婦は良いねえといってくださる。



三宮行っただけで私は、ぐったり疲れてしまった。若いときより一日が短い。長くあるべきなのに。今日は、大きなお月さんを見ながら帰ってきた。十三夜くらいかなあ。月がついこの間三日月で半月だと思ったらもうほとんど満月。時間がどんどんたっていくのだけど・・・