Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

まだまだ暑い

阪神が勝つのは、ものすごく大変だった。前は簡単に勝っていたのに。でもよかった。

暑いなあ。
昨日額のできた絵なんだけど、額の裏がまだできてないから次回までおいてきた。
前に本(真理ちゃんアフリカに行く)を作って楽しかったからまた作りたくなっている。
でも・・・画集にするには気持ちが中途半端だし・・・

図書館で借りてきた「セ・シ・ボン」という本を読んだら、私が行ってた時と同じ1979年に3ヶ月だけ語学留学した26歳の女の人のエッセイだった。
ホームステイしてとくになにごともなく帰ってきてしまったことに後悔をしてでも今となれば意味があったという話。
私は、芸大を卒業して専攻科の入試に合格しておいて1年休学して行ったのだった。29歳だった。
友人の友人のオランダ人の住所を教えてもらったけどほかに知り合いは無くて、3ヶ月は、ホテルですごした。日本円が、今の三分の一しか価値が無かったから、毎月50万円送ってもらったけど半分は、ホテル代に消えた。語学学校は、3ヶ月で辞めた。やめた時、すごい開放感!!だった。デッサンは、毎日行った。
いろんなことができるようになったのは、3ヶ月を過ぎてからだ。アパートを借りたり友達が日本からきたり。

書くことはいっぱいあるけど、彼女のように書くのは達者ではない。そしてとりわけ忘れやすい。もう30年近く前のことほとんど点、場面でしか覚えていない。もったいないなあ。

自分の人生史を書いておきたいという年なのだろうか。いろんなことに必死だった。今、何にも必死じゃない。
ジュリーの昔の歌を聞いて涙が出る。時は流れる。歌も流れる。ジュリーのコンサートに来ているのは、ほとんどが私の年代。ジュリーより少し若い年代。グループサウンドや、ミニスカートの10代を過ごした仲間。

ジュリーの還暦のコンサートは、6時間も歌うという。
昨日のことを思っていたら、大阪ドームも行きたくなってファックスで申し込んでしまった。
一人で行くには少し遠いけど。