Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

パリから初日

marimatsuno2008-01-19

朝はやはり、時差ぼけで早く起きた。パン屋が開くのを待ちかねて6時半にクロワッサンとバケットを食べた。アパートの1階が、スーパーなのでついた日に最小限の朝の食事ができるように買い物をしておいたから。便利になった。

朝、散歩がてらプールの様子を見に行ったら、改装中だった。張り切っていた母は、がっかり。沢山のホッカイロは、無駄になったが、肺炎の心配はなくなった!そしてパリは最低が10℃最高が13℃!神戸より暖かい。曇り空に時々太陽が覗く。

新しく出来た近所のモノプリに寄って沢山の食料を買う。
しかし私と母は、、あまりにたべものの趣味が違う。アーチチョークは、一人になったら買おう。2時間あまりの散歩と買い物では母、かなり疲れたようだけどお昼を食べるべく母の好きなプランタンの丸天井のレストランにいつものように行った。ずいぶん内装がきれいになっていた。


私は、鴨肉の上にマッシュポテトののったメニューをとった。メインとデザートと、グラスワインで25ユーロ(4000円弱)母は、鴨肉に偏見があってペンネがチーズで絡まったものに胡桃がかかったのをとった。隣の夫婦は、アペリティフを(カシスらしく赤だった)を飲んでワイン1本をとって生肉のハンバークを沢山のポテトと食べていた。1時過ぎには大きな店なのに人が入りきれず並んでいた。
デザートは、まよったあげくにティラミスにしたらコップに入っていてすごく濃厚だった。勿論どれもおいしかったので満足。




これは、ギャラリーラファイエットの天井。
しかし81歳がどのくらい大変かをわかっていなかった私は、母が買い物をするのにデパートで疲れきって肩で息するのにびっくりして「帰ろうか?」って言うとうなずく。直ぐにバスにのって帰ったら2時半だった。一日の行動できる時間は、限られてるのだ。人生残り少なくなって沢山動きたくても若いときのようには動けない。悲しいな。母は、足が、前に行かないという。
日本で行動的なのは、自分の車で動けるからだ。