Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

師走

marimatsuno2007-12-11

先生じゃないけど走り回った。

三宮の画材屋ルナに古い額を持っていってもう一度塗り直しとかできないか聞いたら買ったほうが安いという。
あきらめてパネルを買ってから紙を求めてサンパルの和紙やお習字の道具とか売ってるところに行く。いつもの5階に見つからない!サンパルはずいぶん変わってしまってどこがどこだかわからない。このごろは、1階の冨士商会しか行かなかったから、換わりようについていけなくてうろうろ。でも何とか紙を見つけて買った。

それから芦屋の神戸屋レストランで古い友人と待ち合わせて昼食。私は、サラダバーセットを頼んで友人のお肉をもらって・・・コーヒーもおかわりして・・・ミネストローネスープはとてもおいしかった。

一人は、年間半分は外国で先日中国から帰ったばかり。中国といってもカザフスタンやロシア語圏内にも行ってきて帰ってきた。贅沢に一人部屋に泊まっても1500円くらいだから日本で暮らすより安いという。
彼女はそうやって世界中を行き来して英検は大昔に1級ガイド試験も合格、フランス語もドイツ語もイタリア語もスペイン語ポルトガル語もそれなりの資格を取ってる。ポルトガル語の勉強にポルトガルに2年。その後マカオ大学に行ってから中国語に入ったという。語学大好きなんだと思う。才能もあるし勉強も惜しまない。
しかしそれを何に使うでもない。何して稼ぐでもない。地味になら一生暮らしていけるお金はあるらしい。家はとても大きくて手入れがまったくされてない。旅から帰ってチェンソーで自分で木を切ってウルシにかぶれたとぶつぶつの顔して言ってた。綺人倶楽部を作ったとき奇人過ぎて推薦されなかった。
もう一人の友人は、しっかりもので子供たちもちゃんとお嫁にやってご主人は、定年後も単身赴任。一人で優雅にボランティアや自分の勉強して暮らしてる。外国旅行も友人とレンタカー借りてイタリアやアイルランドをゆっくり行き当たりばったりの旅してる。
彼女たちと会ったのは、25年位前のフランス語教室。後者は、今はイタリア語に熱中。前者は、いろいろの挙句にすべてものにして今は、中国語。
私は、語学は苦手。今だフランス語に止まったままレベルも止まったままだ。
あのころの教室仲間は、今も結構よい友達として続いてる。ちょっと優雅な時代だった。