Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

三田

marimatsuno2007-11-15

三田めぐりの一日でした。
朝一番に病院にガーゼ交換にいってから六甲山を超えて三田の友人のうちへ。
写真は、彼女のうちのサクラ(黒いワンちゃんの名前)。
彼女の車に乗せてもらってDONOという薪窯ピザ・パスタ&カフェに11時に行った。もうたくさんの人たちがすでに来ていて開くのを待っていた。予約してくれていたので無事テーブルに着く。窓からの眺めは、わらぶきやねのうち。ものすごく田舎。篠山市今田町。みんな車で来ている。土日以外は、昼しかしてない。夜は、真っ暗で道はとてもわかりにくいだろう。写真は、ピザを焼いてるおじさん。
ナポリのピザのようにおいしかった。
三田行きの目的だった東山カジさんの展覧会に彼のアトリエに行く。彼とは「震災後の作家たち展」で
いっしょのグループで作品を10年くらい出していたが去年の12月に亡くなった。
狭くなった武庫川を渡って山と田んぼの自然の中に彼のアトリエは、あった。
    
  
ビデオで生きてるカジさんが自然破壊を嘆いている映像が流れていた。
アトリエの中も外も、ものすごい量の作品。生き様に胸が詰まる想い。外にはピンクの山茶花が咲き乱れていた。
友人にそのことを言ったら彼女からのメールに「空しい行為を一生懸命にするのが人生と思っています。シジポスの神話のように・・・・・。」とかいてきた。明るい秋の太陽の下の三田へのドライブ、なんか人生を感じてしまった。


友達がもみじで有名な街道を上青野から母子のほうへドライブしてくれて尼ン滝まで行ってくれた。

もみじがきれいで水が流れてとても気持ちよかった。永沢寺を通って(菖蒲で有名)乙原のわらやねの茶店で蕨もちとお抹茶で休憩した。
彼女の実家によって南天を、又彼女のうちで大根や水菜など野菜をいただいて帰ってきたら、段ボール箱にいっぱい新潟から柿が送られてきていた。91歳の参治サンだ!老人ホームにいるのに送ってくれたんだ。感謝!