Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

6日目

村でコレットは慈愛にあふれた女性のように汚い子供たちの手を引いて歩いた。学校に寄付してくれとちいさな学校を見せられたら直ぐに私にもお金を出せといいかってに寄付してしまった。私だって寄付くらいするわと思ったけど強引で自分だってすごく貧しいのに(パリでは貧しいから電車も安くしてもらってる)貧しい人を見るとほって置けない。私は子供は好きじゃない。日本でも子供とはあまりかかわりたくない。
純粋だというけど純粋は、すごく残酷で私の顔を見て指差して笑う。大人はそんなことしない。
コレットといると私はとても悪い人に思える。でもコレットはいつまでモデルが出来るのか自分のこともっと考えなくては!私がコレットにあげたお菓子も全部子供たちにあげてしまった。

川岸のにぎわってる町で見晴らしのよいレストランで食事。遅れて3時だった。その後、ニジェール川を屋根つきの舟で渡って小さな部落へ行った。