Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

5日目

5時半に朝食、6時出発。崖のようなところを降りていく。私は慌ててひざにサポーターをつけた。ガイドが元気いっぱいでどんどん歩く。
時々休憩や説明のため止まるが、12時まで続いた。山の上でクスクスの食事。   

ドゴンの踊りを見てまた今度はのぼりばっかり1時間平らになってでも岩のがたがたを1時間半歩いてバスの待ってるところへ。援助の少年たちはそこから15キロまた歩いて町に戻る。手伝ってるのだから乗せてやればいいのにだめだというと一人は黙ってバスの後ろにしがみついてまんまとでこぼこ道もがんばって街にたどり着いていた。
ドゴンの踊りは仮面をかぶってそれぞれが技を競うように踊った。なかなかのものだった。筋肉隆々の若者たちのようだった。
  こんなに歩いたことはちょっとない。ガイド以外に少年たちが5人くらいついてわれわれを援助する。途中から私専用の男の子が付いた。一番だめな私を目ざとく見つけてしっかり援助してしっかりお礼を要求した。その子は一番かわいくてしっかりしている。
私の服もかばんももってくれてこの大変な山を乗り切れたのは彼のおかげだ。コレットはまったく援助を必要としなかったが登山靴をソックスなしではいて歩いたので(靴下あげるといったのにはく習慣はないといい)足をすっかりいためてしまい次にサンダルを買うまで現地の子供でもゴムぞうりなのにはだしで歩いた!
そうでなくても直ぐはだしになってジプシーのようだった。