Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

狂言

狂言に行く前に友人と梅田大丸である「風水土のしつらい展」を見ようと阪急六甲で10時に待ち合わせしていたのにすっかり忘れてしまい彼女からの電話で約束を思い出してあわてて行った。メモしておかないと何にも覚えていない!
ボケの始まり!
手仕事で作られた暖かいものがいっぱいあった。でも服は自分で買って着ようとは思わない。スタイルがよくて美人ならどんなにルーズな形でも素材を着こなすことができるだろうが私が着たら単なる汚いおばさんになる。
草木染はとてもよい色だけど原色がもっと好き。

大丸で昼食を食べて珈琲飲みながら彼女の仕事をやめてからの人生設計を聞く。陶芸をしたり機を織ったりしてなにか自分のために作ったもので質素に暮らしたいと。今すごく忙しい仕事をしているからあこがれるのだろう。

私は、今のままでいい。

2時からの狂言を見に西宮の兵庫県芸術文化センターに行く。あまりに立派さにびっくり。
茂山さんは私の絵の一部を使ってポスターを作ってる。狂言と裸婦はミスマッチだけど私の絵が切手の形になってるのは面白い。
狂言は最初のはちょっとわかりにくくて眠かった。後の二つはよくわかって面白くて特に最後のは、かにに挟まれた演技がかわいくて笑ってしまった。

帰ってからちょうど藤川が投げて阪神が勝ったが藤川を使いすぎてることにたいして解説者がよくないといっていた。疲れて打ち込まれる日が来ないように願う。

巣をやられたツバメはもう昼間には卵を温めていない。でも夜になると2羽で帰ってきてそれぞれの巣で寝てる。悲しい!!