Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ナポリ

夜のうちに雪が降ってつもり飛行場ではバスに乗せられ10分くらい、雪解けのぬかるみを歩かされ1時間遅れてナポリへ。
ナポリ!汚くてごみだらけで立派な教会がぐちゃぐちゃのアパート群の中にある。漆喰を塗りなおしてなくて汚れ放題。狭い未知には洗濯物が所狭しと並ぶ。車は2重3重駐車。横断歩道もなにもとまりはしない。誰かにくっついて勇気を出してわたらないといつまでもわたれない。


博物館では目玉のフレスコ画を見ることができなくて絵葉書買って「これはどこにあるのか?」「残念ですが見れません」というような返事。
その原因まではよく理解できなくてあきらめて外に出る。
歩き回って4,5時間疲れきってマクドナルドの看板に心引かれながらようやくすわれるBarで休憩。外しか座るとこはないのです。
中は男たちが立ち飲みです。パリのように男も女もカフェーでくつろぐというものではなく、男が立ち飲みするとこしかない。
外のいすで飲んだ紅茶はさすがレモンの安い国、レモンがついてておいしかった。疲れきっていたから。  
そこではぴざやのぴざでなくコロッケやドーナツといっしょにパンのようなちいさなピザが売られていた。

ホテルは悲しいほどのひどさ。3星なのに7700円安いと思ったのが間違いで惨めな狭い女中部屋のようなところ。まともな窓もなくバルコニーのすみからわずかに光が。勿論シャワーしかなく狭いベットは寝心地が悪い。パリに帰りたくなってしまった。
寒いと言うと暖房は18時からだといい19時に急に温かくなって24時に止まった。
せめてお湯を沸かしてお茶を飲もうと思って(ナポリは怖いから夜外に出てはいけないと思って)持ってきた電気湯沸し機は穴が立てに3つのナポリと会わない。ココはあつかましくポットを持って見せたらつなぐコンセントを貸してくれた。