Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ジュリー

昨日、阿久悠の特集で沢田研二ピンクレディーはメドレーでたくさんやった。
昔の映像をつないでた。
沢田研二の70年代の歌は感動的だった。勝手にしやがれカサブランカ・ダンディ、ダーリング、サムライ、憎みきれないろくでなし、時の過ぎ行くままに、危険な二人、あなたに今夜はわいんをふりかけ、LOVE(抱きしめたい)・・・・
殆どが阿久悠の歌詞だ。
ジュリーはきれいだった。色っぽかった。
数年前、ジュリーのコンサートに行ったけど太ってしまって感じのいい中年になってしまって恋の歌が似合わなくなっていた。あんな歌をまた歌ってほしいけど時期が過ぎてしまったら無理なんだろうか。南こうせつは、神田川なんか今も歌ってるけどあの人は昔から色っぽくは、なかったからいつでも出てきて歌えるのだろうか。とても好きだけど種類が違うのかな。

私も時間が流れておばちゃんになってしまってるのに、気持とのギャップについていけなかったりする。悲しいな。青春は若者のものなんだってこと忘れてしまう、というより自分が年をとったことを忘れてしまう。

だからといって恋に狂うようなしんどいことをまたしたいとは思わない。その辺はしっかりおばさんになってしまってる。

2005年が今日で終わる。
近所の神社に夜中に行って甘酒呼ばれておまいりして帰ってくるのがここ数年(去年はパリだったけど)の習わしになってる。母の教え子で我が家のおもり役の人が神社の世話役をやってるから。
今年はいろいろ事故や天災があったけど、何とか我が家は無事に終われそうだ。入院しなかったのも久しぶり。来年は個展やグループ展がたくさんある。3月までのパリであまりのんびりしないで作品をたくさん作ってこよう。