Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

狂言

ご主人と息子が狂言師という一寸変わった職業の友人がいて彼女が買ってくれた私の絵や陶器のお皿をポスターのデザインに使ってくれてる「志芸の会」の狂言が芦屋のラ・ポルテで今夏もあると言うので息子といった。
陶芸の先生夫婦も彼女とは綺人倶楽部の仲間なので伝統芸術を大切にの精神で来てくれた。
彼女はいつも黒い服を着てお化粧っけがなくてしゃきっとしている。
ご主人は学生時代彼女の狂言の先生だったと言う関係で結婚したらしい。
スマートな格好いいご主人である。仕事柄袴姿が素敵だが普通にフランスでお会いしたときもおしゃれなスカーフを首に巻いておられた。
出し物は「千鳥」「太刀奪」「雷神」雷神は珍しく面をつけ髪の毛をつけいつもの狂言と一寸違ってた。医者役の人が台詞を忘れてしまって一寸気まずい間があいたのや誰かの携帯がなったのに腹が立ったけどまあ面白かった。
その後食べたラ・ポルテのパン屋Gerard Mulotのケーキはなかなか美味しかった。