Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

出発

7月1日
朝7時45分に家を出て三宮から8時10分のバスで関空に行く。チェックインのときに畳1条のイグサカーペットをかばんと別にするように言われた。それと今まで少々の超過は何も言われなかったのに「21,5キロだから1,5キロ減らしてください」って言われた。
減らしても手荷物にするから合計は一緒なんだけどとりあえず手荷物に入れた。

エールフランスJALの共同運航便という名前になっているけどすべてエールフランスの機材でスチュワーデスに一人日本人がいるだけだ。
JALは完全に関空からフランス行きをやめた。

今までと違ったのは私の座った地域は完全にスチュワーデスの仕事を若い丸刈りのハンサムな男がやったことで
「シャンペンはありますか?」
「一杯だけあります!」といってにこっと笑ってコップでおいてくれた。
前なら小さいビンごとくれたのに。それでも元気よく働いて気持ちは良かったが日本語ができない!映画もスマップの香取くんのやった「忍者ハットリ君」以外に日本の映画はなく、吹き替えも字幕も英語とフランス語を選択するしかない。日本人のお客が8割はいるのだからそれはないでしょって感じ。

パリにはいつもタクシーで行くのに最近浪費してるからRERで行ったらものすごく込んでいてシャトレーで乗り換えて地下鉄に乗って1時間半たちっぱなしで5000円儲けるのは楽じゃない。
7時半にアパートに着いて一階の8時までやってるスーパーで取りあえず水、ジュースやコーヒーなどを買った。

スペイン人のフロランスが前日までいたアパートは掃除道具がたくさん増えて彼女なりによく片付いてはいたが日本人の夫婦に貸した後のような完璧さはなくもう一度やらざるをえない。でも前回のようににんにくを腐らせたまま冷蔵庫の線を切るというようなことはなくてまあほっとした。

aolがつながらない。東京のメンバーサポートセンターは常に込んでいて相手をしてくれない。


朝ホテルは日本人の団体がいた。聞いたらロクロナンのパルドン祭に行くと言う。「えっ?!」て感じで昨日行ったことを後悔。でももう又タクシー頼んでいく元気はなかったので博物館に行って祭りの服を見て想像することにした。
昼前、QuimpereからDouarnenezにバスで行く。不便なところでバスが一日に数本しかない。ホテルに昼頃到着。
素敵な3つ星ホテルで80ユーロ。2700円くらいの差でまったく心地よさが天と地。
部屋から海やホテルのプールが見える。
しかしそこのレストランは高級そうでティーシャツ、パンツのわれわれの雰囲気ではなかったので外に食べに行った。
写真の花の一杯退けば異様な装飾のレストタンはパエーリャの専門店で二人分とtるか迷ったけどみんな取ってるようなので取ったらやっぱり後悔。とてもおいしいのだかさめるまでがんばって食べても食べてもなくならない。La langoustine(ウミザリガニ、ヨーロッパアカザエビ)がこの辺はよほど安いのかものすごい量だ。おいしいけど実が少ない割にかさばって食べにくい。
海は、とても冷たくて海藻が一杯で余り綺麗ではなかった。ひとびとはビーチで真っ赤に焼いていた。白人は太陽が好き?!
足をつけたら震えるくらい冷たかったのでプールにはいったらこれまた胸まで入れないほど冷たかった。しばらく体が冷え切ったけどホテルの庭の素敵な石テーブルといすでビールやコーラを飲んでのんびりした。



ラ岬に行くために藻津をホテルに預けて10時半のバスに乗る。
ラ岬は「ブルターニュの最果て」とかいわれてるのでもっと荒れ果てたアイルランドのイメージできたけれどお花が一杯で太陽がまぶしく白いヨットが青い海に浮かんで静かな気持ちの良い風景だった。デジカメのバッテリーがなくなってしまったので写真が写せず残念!
1時間ほど歩いただけでバスが4時間もないので帰らなくてはならなかったがバスは友人と二人の貸しきり状態で1時間あまりかかって
Douarnenezについた。Bar以外開いてなくて唯一開いてたスーパーでサンドイッチやジュースを買ってベンチで食べ、Quimpereに行くバスを2時間半待つのがしんどくて案内所でタクシーを呼んでもらったが30分かかってようやく来た。
Quimpereでは予定より早いTGVに変えてもらって夜10時半パリに帰り着いた。
暑かったのでがらがらのクーラーの効いたTGVh気持ち良かった。