Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

今日はよい天気

marimatsuno2005-05-13

三田から小学生のときからの友人が来て一緒にお昼を食べました。
シュウマイと春巻きを作りました。
春巻きはレタスとミントの葉っぱで巻いてベトナム風にして食べました。
デザートはマンゴーとアボガドジュースです。
アボガドジュースは、「アボガド」という名前の喫茶店を開いた人から作り方を教えてもらいました。一人分はアボガド4分の1の割で牛乳、蜂蜜、氷をいれてミキサーにかけて出来上がりです。
濃厚でおいしいです。

パリでは、私は中華街の近くにすんでるせいもあって中華料理を良く食べます。小さい揚げた春巻きにミントとバタービアの葉っぱを巻いてナンプラー、ワインビネガーと砂糖などでつくられたソースにつけて食べます。
日本だと冷飯が大好きな私でもパリでは、いいお米を食べてないものだから冷たくなったら焼き飯ばっかりしています。

我が家にはツバメの巣が2つあります。
1つ目は7年位前にガレージの東側の壁につくられました。一生懸命作って卵を産んでいました。
ある日私が帰ってきたら黒いからすの羽がひとつ落ちていて巣は壊され、卵が割れてツバメが泣き叫んでいました。
東側は外から見られやすいからと思い私はパレットナイフで綺麗にはがしにかわをつけて北側のすみに貼り付けてやりました。でもツバメは住んでくれませんでした。

2年めくらいにその巣と同じ側で1,5mほどはなれたところに巣を作り始めたツバメが居ました。
どんどん作っていってすごく立派な巣に4羽子供ができました。子供達に夫婦はものすごく一生懸命えさを運んでみんな元気に育って飛んでいきました。
その後に遅れてきたツバメ夫婦がそのままその巣に住んで3羽の子供を育てました。
この年は7匹も育って私はうれしくて仕方なかったです。
ツバメちゃんがいるときはガレージから車を出すのも遠慮して夜もライトはつけないようにして気を使いました。

次の年もその子供たちなのかまったくわかりませんがツバメがやってきて子供を育てました。

そのままの巣を補修して。私の貼った巣は無視でした。

しかし平和は続きません。その強い巣もからすに見つかってしまいました!
ぐちゃぐちゃに壊された巣を見るとき心が悲鳴をあげます。卵が落ち壊れています。
ツバメ達はしばらく近くの電線に居ましたがやがてあきらめて去っていきます。

2年続けてつぶされたので「もうツバメちゃんこないで!私の心を乱さないで!」って思っていました。去年はきませんでしたが今年又やってきました。
今年のツバメは要領が悪くて補修のわらや土を落としまくりなかなか巣が出来上がらなかったようですがようやくできたのか昼間でも巣に座り始めました。
私はガレージに紐を張ってひらひらをたくさんつけて(車が引っかからないように出入りに気をつけて面倒なのですが)からすよけを作ってみました。(子供が新興宗教のうちみたいだといやがるのですが)

朝からすが鳴いてると目がさめてドキッとします。未だ卵産んでないから勝負はこれからなのですが、「鶏の卵をおいて置いたら?」と息子は言いますがそれが呼び水になってどっちもやられるかもしれません。心休まらない春になってしまいました。