Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

「エゴン・シーレ」映画

朝の写真。我が家から。

朝のメールで神戸シネリーブルで「エゴン・シーレ」をみたというメールが友人から来た。

今日は、寒くて絵の続きを始めたけど指が冷たくてうまくいかないので思い切ってお昼を早い目に食べてもらってから車で出かけた。車なら30分で着くから。
雪ももう降ってなくて太陽も出ていたから。


パリでエゴン・シーレのデッサン展とか行ったけどすごく好きなんだ。完成したクリムトより魅力的だったけどクリムトくらい生きてどうなったか見たかった。
でも激しすぎて長く生きられないなあ。きっと。長く続けるってことは、ある程度落ち着いた部分が必要だと思うから。

しかし、女性はアーチストにかかわると不幸だ。
昔から。アーチストは、すごく自己中心だもの。それでないと作品の世界には入れないのだろうけど、昔パリに一生懸命添乗員などして絵描きに貢いでる女性がいた。たくさんいたと思う。
アーチストなんて性格みんな悪いのだもの、みんな身勝手だもの、本当にこの映画のエゴン・シーレもひどい。
それでも女は愛してしまうんだなあ。
私の持ってる本は、パリで買ったもの。

ふみが無事に帰ったという知らせがなくて私は、ちょっと心配だけど母は私が映画見て3時頃帰ったら「帰るまで心配だ」という。心配されても仕方ない。だからと言ってじっとうちにばっかりおれないじゃない。でも親は子を心配するのだ。
ふみからパリに帰ったというメールが来た。
マークもうれしかったのだろうな。前はうつ病で優しくなかったのにずいぶん優しかったようだから。