Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

文楽

朝9時に彼女たちを迎えに行って阪急と地下鉄で大阪の国立文楽劇場へ。


11時から始まって3時半まで間に30分と15分の休憩。
席は少し空いていた。千秋楽なのに。
寿式三番叟は、ふーんって感じで見てた。
奥州安達ケ原はストーリーが不愉快でいやな感じ。なんでも切腹すればよいという時代の話か。

本朝二十四孝は、結構面白くて最後のほうの狐はとても素晴らしかった。狐1匹に2人でやったり動きがすごく面白くて楽しかった。終わりがよかったので良かった。
人形の後ろの人に気が行ってしまってすごいしかめっつらだなあとか思ってしまった。3人が顔と右手の人だけが顔を出して左手の人と足の人は黒子。しかし女性の動きなんかは玉三郎のように研究してるのだろうなあ。顔の表情が全く変わらないのに感情を体で表現するのだもの。人間でするほうが楽じゃないだろうか。
フランス人たちはとても熱心だった。レストランかお弁当になかなか気を向けてもらえず、やっと2時過ぎに私が柿の葉寿司を買ってマリークロードが助六を買って3人で分けたけど、私は、3時半が終わったらすぐ帰るので10時までこの後、歌舞伎を見る彼女たちに食べ物は譲った。彼女らといるとやせる!おなかペコぺこで阪急デパートで買い物してお抹茶も買って6時までに帰ってきて、母に食事を食べさせた。
ああしんどい。阪急デパートで買ったおいしいパンにかぶりついた。オアシスで買ったたこ焼きをあっためてがっついた。
明日は、有馬温泉。古泉閣が裏切りませんように!高いんだから。