Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

フランス料理、そして歌舞伎座

9日の祭日の月曜日東京のホテルで目覚める。あまりおいしくなかったけどバイキングの朝食を食べてから東京に住んでる友人とハチ公の前で待ち合わせて予約してくれていた表参道のL'asというフレンチの店に行った。すごく変わっていてよく食べてる私でも初めてのものが多かった。

フォアグラ


ここは3週間昼も夜も同じコースメニューだそうだ。いっぱい詰まっていたがみんな同じものを食べる。だから凝ってる割に料金を抑えられてるとか。飲み物はそれぞれ勝手に注文する。
私たちは白(オーストリア)のグラスワイン1杯に赤(スペインとフランス)を2種類飲んだ。

タルディーボ,これは日本にはないからイタリアから。


メニューのようにすごく変わっていて楽しめた。蕪なんかお皿代わりの皮まで食べちゃった。メインは鹿。すごく柔らかくてびっくり。

ここはソースがすごく凝っていると思った。

これは、,2014年2月15日にしたジャクリーンの誕生会の時に出たチーズ、Mont d'or
夏のミルクで作って今の時期食べるものだそうでどろどろ。
ものすごくクリーミー右下の丸いチーズ

これを使った500円プラスのおさじ料理。日本だからチーズが高いからほんの少しというのも仕方ないなあ。


4時半から歌舞伎座に行くのでそれまでぶらぶらした。あんなに食べた後なのに4時ごろ歌舞伎座の5階で茶巾ずしを食べた。
おいしくていくらでも入る感じ。


歌舞伎は、歌舞伎通の友人が一番前をとってくれていたのですごくよく見えてすごく楽しめた。
玉三郎は、もう期待通りきれいだったし、愛之助染五郎は華があってすばらしかった。はじめの井伊大老では、玉三郎の女心のうまいこと!あんなの女は、表現できない。色っぽいしぐさ、すごく可憐な仕草。
幸四郎とのからみ。
「上 越後獅子」は、まだかわいい子供が上手に踊り、「下 傾城」は、豪華な玉三郎!そして赤穂浪士の討ち入りを扱った秀山十種の内 松浦の太鼓は、軽妙で軽く染五郎がすごく面白かった。
プロ中のプロの演技、舞台装置後ろにずらっと座って謡や小鼓などのもりあげあって成り立つのだなあ。
最終の新幹線に乗るため終わってすぐ拍手もいい加減に飛び出したので間に合った。帰りの新幹線が、WiFi使えるといってたからパソコン出したけど予約してないとダメなんだって!なんだ。
食べてばかりなのに新幹線で柳川弁当食べちゃった。退屈だもん。
家に12時40分にたどり着いた。最終の新幹線はすいていた。
楽しい日々が終わった。