Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

石阪春生先生


今年、先生のお宅に行けるかどうかはわからなかった。毎年いつからかずっとお邪魔してる。
1日の夕方に電話していけることが分かったけど2人だけでもいいと友人は言ったけど、私は、誰かを連れて行ってあげたかった。
先生を好きな人ならうれしいだろうから。しかし1日の夜に声をかけるのは、やはりはばかられる。去年行った近所の人ともう一人初めての人が行きたいと言ってくれた。
それで友人とお昼を食べてから2時に新開地で待ち合わせた。
友人とは、一番近くのサンチカの「千人代官」へ行った。

私は、10時過ぎから三宮をうろうろしてたので行きたいところはあったけど、友人は「早く用事が済んで、またお茶しないといけないより良いと思います」という考えで、12時に待ち合わせた。私は、ちょっとがっかり。30分くらいお茶したかった。こういうのが贅沢なのか?!私としゃべる時間が惜しいのかといじけてみたり。

先生は、すごくお元気だったけど、いつもより短く2時間だけお邪魔した。個展のあと2週間ほど入院したらしい。先生も今年87歳だから体は、強くはないけど、お話は、ほとんど、おひとりでしゃべられるほど、頭の回転も早くて、面白くて楽しい。
カレンダーは、入院の後で描いたという。すごい。今回はお城,教会シリーズ。猫も登場する。友人は先生の猫の油絵を買ったのだ。この前の個展で。毎日元気をもらってるって。

帰り、バスを降りたら夕焼けだった。