Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

大晦日


友達に松や南天と一緒にユズリハをもらった。
ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。
アルカロイドユズリハアルカロイド)を多数含み、家畜が誤食すると中毒の原因となる

ってかいてあった。
キョウチクトウみたいだな。

西脇の陶芸の先生が、毎年そばを打って運んでくれる。今年も娘さんと一緒に運んでくれた。


毎年、母は、大晦日をわが家で過ごすために来るので,夕方迎えに行った。明日は雪でなければいいのだけど。
お昼は、キッシュを食べた。

夜は、シュークルートがとてもおいしくできていたので3人で白ワインを飲んでシュークルートを食べた。
母は、1階でテレビを見てる。
私は、簡単なおせちの料理をしてから自分の部屋にあがってきた。
9時ごろおそばをみんなで食べる。たくさん作るときは、紅白の間中1階の台所にいて母は、さびしくなくていいんだけど、私は今年は、手抜き。

紅白で好きなのは、嵐だけ!ジュリーがいない紅白なんて。

今年よくわかったこと。
私は、描くということがすごく好きな画家ではないんだと分かった。
何でも描いて楽しい絵描きではないんだ。
風景見たりしても描きたいとか思わないんだ。
留めておきたいから写真は撮るけど。
ラフは、クロッキーしていて女性の体の線に魅せられたから描きたいって思った。40年前。そしてそれを使って表現するって世界に入ったからそればっかり描いてきた。
いまだに気に入った女性の体の線に出会うと、夢中になる。それを使って心象表現するのは、次の段階で、デッサンしてるときは、それだけに夢中。
だからたくさんのデッサンの中から絵にできるものないかなあって探すのは、別のこと。
探して形にするのも嫌いじゃない。
来年はどんな作品を作ろうか。今年元気に過ごせたことに感謝。

カレンダーを変えた。フミが「直接的すぎる」といった文章。