Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

狂言

忠重十番(ごちそう狂言)の最終回は、大阪能楽会館であった。
毎年行ってるし友人と一緒で迷ったことないのに一人で行ったら道がわからなくなって電話で誘導してもらった。なさけない。

会場は、たくさんの人で着物を着た人も男性も多くていつもとちょっと違った。東京から野村万作さんが来て出演してるから?名古屋の和泉流の佐藤融さんもハンサム!勿論私は、善竹さん親子のファンだけど。
「柑子」「つと山伏」「武悪」
最後の「武悪」は、1931年生まれの野村万作さんも出て面白く演じた。
善竹忠重さんのあいさつには「今年で舞台名を善竹に換えて50年目を迎えます。祖父弥五郎が、人間国宝となったことを機に金春家の許しを受け改姓したもので弥五郎は、和泉流6世野村万蔵師を迎えて『武悪』を上演しており狂言を能の添え物的存在から解放することを期して行った数々の試みの中の、記念碑的舞台でした。『忠重十番』、本年は万蔵師の子息、玄人間国宝野村万作師をお招きし、『武悪』を務め家祖の重いを辿りたいと思います」

帰り三宮まで行って画材やルナさんにマットと額をもらいに行ってそごうで夕食を買ってヨレヨレになって帰ってきた。おまけに神戸大学は学園祭でうるさいのだ。学生だらけ。疲れた。フミは夕食を済ませていて「一日出かけて何にも食べてないの?」ってあきれられた。
大阪の街は、ものすごい人でにぎわっていた。
出会った陶芸の先生と1杯飲んで帰れたら楽しかったかも。