Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

Ota Filip「お爺ちゃんと大砲」挿絵

6月3日にメールで訳が送られてきてから76枚のコピーとって、ネットで調べたり本を調べたりいろいろしたけどたいして面白い挿絵はできなかった。コピーだけはものすごい紙を、インクを使った。もっとユーモアのセンスのある省略の得意な人がすべきだ。イラストレーターとか。裸婦しか描かない私には、無理だったのかも。


とりあえずでも5枚描いた。

みんな使えないといって没にしてくれてもいい。私の2週間の労力や膨大なコピーは無駄になるけど仕方ない。
個展の絵は全くはかどらないのに、パリへ行かなくてはならない。今年3回目。パリの友人は日本に子供たちを連れて帰るという。入れ違いだ。彼女は6月25日からバーゲンだといっている。買い物に行けるだろうか。

この本の翻訳をしたのは、この3月まで岡山大学の哲学の教授だった北岡武司氏。カントなどのたくさんの専門の本は出してるけどこれは全く趣味だから、どこからもスポンサーはつかないらしい。
自身の詩の本も出している。われらの飲み会の数少ない男性メンバーの一人。