Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

母の用事

marimatsuno2014-03-18

戦没者の妻に対する国債給付金とかいうのが、出るって言われて前に申し込んでたのだと思うけどそれが給付されることになり、紙を区役所にとりに行った。母ははんこさえなくしてしまっていてもうめんどくさいったらない。

父は、学徒出陣で広島で原爆に1,5kmのところであたっていて、17年たって白血病になって亡くなった。ちゃんと事務手続きできたのは、父が、髪の毛とか全部抜けてやけどもして帰ってきたとき、カネボウで祖父が働いていたのでカネボウの病院に入り、きちんとしたデータが保存されていたからだとか言っていた。
父が亡くなった時に、そのことをちゃんと手続したので、母は、その後ずいぶん助かっている。私は、被爆2世でガンになったけど、被爆2世の手帳はもらってない。そんなの貰ったらお嫁に行けないかもって思ったんだとか。
どうせお嫁に行けてないんだから癌になった時のものすごい出費(家を一軒売った)を思うと申請してた方がよかったんじゃないのかしら。

母の書類もいい加減にしていたらもらえないところだった。
しかし何と今は母、88歳でこれから10年間に分けてお金をくれるという。いったい何歳までもらえるのか。年に2回10万円づつ。その手続きが始まった時100人以上いた申請者が今実行されるとき40人になってるとか。98歳まで頑張ってもらえるかしら。

一寸節制したらすこし体重が減った!
でも明日は女子会で食べ放題の中華!元の木阿弥か。